今日はちょっと内輪な話をしたい。

最近、親の物忘れが激しくなり、待ち合わせの時間を勘違いしたり、すでに持っているものをダブって買ってきたりする場面が目立つようになった。

誰しも老いと共に記憶力が下がっていくので「歳のせいだな」と気にしていなかったが、とうとう見過ごせない事態が発生した。

それはクレジットカードの支払いを滞納していたこと。

自分の親は見栄っ張りな性格で、使いもしないのにクレジットカードを何枚も持っている。
あまりにも多く、本人でさえもどんなカードを持っているのか完全に把握してない状態にある。

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今年の7月にそのうち1枚のカードを使い、20万円をキャッシングしたらしい。
ところが銀行口座に入金を忘れていたようで、カード会社からの督促で家族が気づいた。

カードの請求額を口座に入れ忘れたことは自分も経験があるが、問題なのはその20万円を自分が稼いだと言っていること。

「俺は借金なんかしていない、自分で稼いだのだ」と。

これはかなりマズい。

今のところ未払いが発覚したのは今回の20万円だけだが、もしかしたら他にも記憶がない借金をしているかもしれない。

本人が無意識の状態であちこちからキャッシングしたらとんでもないことになってしまう。

そのため手持ちのカードを大幅に断捨離させることにした。

ただ、本人の記憶がかなりいい加減で、解約の手続きがまともにできるか怪しい。

仕方なくカード会社に事情を話して、代理で解約手続きを進めることにした。

最初は本人からの連絡しか対応できないと断られるかと思いきや、どの会社も事情を察して素早く対応しれくれた。

細かい手続きは会社によって異なったので、参考までに内容を整理しておく。

カード名 代理解約 解約処理 カード返却の有無
ファミマカード 専用書類郵送 返却
Yahoo!カード
TEL 
(自動応答)
不要
出光クレジット 専用書類郵送 返却
パルコカード
TEL 
(オペレータ)
不要
JALカード
TEL 
(オペレータ)
不要
マネックスカード 専用書類郵送 返却
(親御さんと姓が異なると対応が異なる可能性有り)

もし皆さんにご年配の親御さんがいらっしゃるなら、元気なうちにクレジットカードを1枚か2枚に絞ってもらった方が良いかもしれない。

借金はしなくとも、どこかに置き忘れて誰かに使われたとか、いらぬトラブルを抱える可能性もある。

誰しも歳を取るので、早めに管理しやすい容量に整理しておくと、お互いハッピーかなと思う。

最後に今回解約したカードはこちら↓

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(期限切れのカードも含む)
これは一部で、実は他にもたくさんある。

残りのカードは明日以降、順番に解約を進めようと思っている。

正直、かなり疲れた...。