以前よりANAの株主優待券をお得に手にする手法として、株のつなぎ売り(クロス取引)をご紹介してきた。

詳しくは過去記事を見て欲しいが、つなぎ売りを使えばANAの株主優待券が700円前後で手に入る。(SBI証券の場合)。

ANAの株主優待券を手に入れた。投じた費用はわずか685円。

ヤフオクでは1枚4,000円前後で取引されていることを考えると、かなり安く手に入ることがわかると思う。

4109

この手法を使って2019年3月にANAの株主優待を10枚ほどゲットした。

ところが実際使うとなると時間がなくてなかなか使えないもので、このままでは有効期限切れで大半が紙クズになりそうな状況。

そのため夏休みで時間があるうちに金券ショップで売却することにした。

4108

今回売却したのはANAの株主優待券8枚とJALの株主優待券3枚、近鉄電車の優待乗車券12枚とマクドナルドの優待飲食券3冊(1冊につきバリューセット6個分と交換可能)。

いずれもつなぎ売りを使って、1万円もいかないくらいの手数料で手に入れた。

そのため全部で2万円くらいで売れたらラッキーと思ったら、なんと6.5万円で買い取ってくれた。

これには驚いた。

つなぎ売りは株価の変動リスクを受けずに、株の売買手数料だけで優待を手にできるお得な手法。

さらに取得した優待が使い切れずに余っても、金券ショップで高値で買い取ってくれるので、リスクはほぼゼロ。

正に良いことづくめの手法になる。

自分は今回だけで5万円ほどのお小遣いを得た。

秋には消費税増税も控えており、庶民の暮らしは益々厳しくなるばかり。

まだつなぎ売り(クロス取引)を始めていない人は、夏休みの時間があるときに口座開設して、少しでも収入を増やしてみてはいかがでしょうか。

但しつなぎ売りにも注意が必要な点があるので、証券会社の説明を理解してから始めるようにして欲しい。

SBI証券:つなぎ売りをマスターしよう
松井証券:優待取りのつなぎ売り入門
GMOクリック証券:つなぎ売りのやり方
楽天証券:株主優待を獲得するつなぎ売りについて

また金券ショップで高値で買い取ってくれる優待券は、ANAやJALなど人気の高い銘柄のみで、あまり需要のない優待券は買い取ってもらえないか、安値でしか買い取ってくれない。

そのため銘柄によっては利益が出しにくい点も注意して欲しい。