フィリピンに初めて来られる方はタクシーに不安を覚える方も多いと思う。

日本のタクシーは接客態度に差はありながらも、わざと遠回りしたり、法外な料金を取られることはまずない。

車体は綺麗で、乗り心地も大変良い。

一方、フィリピンは残念ながらメーター通りの料金で収まるケースは少なく、中には2倍、3倍の料金を要求してくる輩がいる。

ただ、これら全てがボッタクリになるかと言うと、自分は必ずしもそうではないと思っている。

一つは料金設定の問題。
日本のタクシー料金は最小単価が10円に設定されており、1円や2円の端数は出ない。

しかしフィリピンのタクシーは最小単位が0.5ペソ(約1.2円)に設定されているため、非常に細かい端数が出る。

そんな細かいお金のやり取りは、支払側も受取り側も面倒なので、ある程度キリの良い数字まで切り上げたくなる。

これで自然とメーターよりも高い料金になる。

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次に道路事情。
フィリピンは道路整備が脆弱で交差点でも信号機のないところが多い。

そのため渋滞が発生しやすく、わずかな距離を進むだけでも多くの時間がかかる。

一応停車中も、2分につき3.5ペソの料金が発生する仕組みになっているものの、混雑状況によっては1時間乗って100ペソ(約220円)程度の支払になることもザラ。

ドライバーとしてはメーター通りの料金では割に合わないため、少し高めの料金を言ってくる。

これもメーターより高い料金になる要因。

もちろんこれはお客の責任ではないし、メーターがある以上、それに従うのは当然とも言える。

ただ、1時間も運転してくれたし、これをボッタクリに括るのは少しかわいそうな気もする。

今日空港から乗せてくれたドライバーは、メーター表示は173ペソだったが、200ペソ貰えないかと非常に腰を低くお願いしてきた。

差額27ペソは日本円で60円くらい。

これくらいは快く払っても良いと思う。

一方で、露骨に法外な料金を要求してくるドライバーもいる。
こういうドライバーはこちらも徹底抗戦する。

先日もマカティのグロリエッタでタクシーを拾い、ターミナル1まで要望したらいきなり500ペソと言ってきた。

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普通に行けば200ペソで足りる距離。

即答でそんなお金はないと言ったら、400ペソでどうだと。
これを安易に受けたら、日本人はホイホイお金を出すと思われる。

さらに料金を交渉して最終的に300ペソで手を打つことになった。

これでも高いが、混雑している時間帯はターミナル1に行きたがらないドライバーも多いので折り合いをつけた。

高い値段をふっかけられた時の防衛策として、自分は常に小額紙幣だけをポケットに入れている。

高い値段をふっかけられたら「チープな俺からそんな料金を取るのか」「ポケットを見てみろ、これで全財産だ」と小額紙幣だけを見せる。

現金を目にすると相手もそれが欲しいのか、大抵の場合「じゃあそれで良いよ」となる。

初めてフィリピンに行って、そんなことまで心配しながらタクシーに乗りたくないと思われたかもしれないが、ほとんどのドライバーは普通に乗せてくれる(多少の割増はあり)ので、あくまでもふっかけられた時の防御策として捉えていただけるとありがたい。

それでも不安という方はGrabというタクシー配車サービスがオススメ。

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GrabはUBERと似たようなサービスで、アプリから車を予約して料金は事前決裁する仕組み。
そのため車内で現金のやりとりがない。

またドライバーは目的地を把握した上でお客を乗せるので、基本会話しなくてもOK。

フィリピン以外にも東南アジア各国で使えるようなので、ダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

Grabのアプリダウンロードはこちらです。
https://www.grab.com/ph/taxi/