今日は日本のIHGホテルをお得に利用するコツをご紹介したい。

まず始めに、日本のIHGは公式サイトが二つ存在するのはご存知だろうか?

通常どの企業でも公式サイトは一つだけで、違うURLで公式が二つ存在するようなことはない。

例えば出張で頻繁に利用させてもらっている東横インも、公式は一つだけで、東横イン2とか、東横イン3などのサイトは存在しない。

仮にあったとしたらどれが公式なのかわからず、利用者が混乱してしまう。

しかし日本のIHGは元ANAホテルがIHGと提携したこともあり、公式が二つ存在している。

それが「IHG」と「IHGANA」。

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パッと見、ロゴは似ているものの、それぞれ別のURLで管理されている。

IHG常連者の中にはIHGが公式でIHGANAは非公式と言う方もいるが、どちらのサイトで予約しても宿泊実績やポイントが共通してカウントされるので、自分は両方とも公式だと思っている。

IHGが面白いのはここから。

両サイトともIHGの看板を背負っているので、扱っているプランや料金は同じかと思いきや、実は中身が大きく異なっている。

例えば、SFCカードホルダーを対象とした朝食付きの優待プランはIHGANAから入らないと出てこない。

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これを知らずにIHGから朝食付きプランを検索すると、高い料金を取られることになる。

逆に週末など宿泊料金が高騰する日は、IHGANAよりIHGの方が安いプランが出てくることが多い。

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上の画像の通り、同じ日でも1泊5,000円ほどIHGの方が安い。

また一度の宿泊で数千ポイントのボーナスが加算される「ボーナスポイントパッケージ」はサイトによって扱われているホテルが異なる。

例えばクラウンプラザ京都と長崎のボーナスプランはIHGANAのサイトでしか表示されない一方で、クラウンプラザ広島はIHGでしか出てこない。
(→2018年下半期 ボーナスポイントパッケージが安いホテル一覧

さらにIHGサイトで検索したら満室と表示されたのに、IHGANAで確認したら空室がたっぷり残っていたこともしばしば。

これらは利用者にとっては面倒な話ではあるが、掘り出し物を見つけるような感覚で面白くもある。

ちなみに公式サイトが二つ存在するのは日本国内だけ。
海外のホテルはIHGで一本化されているので、混乱することははないと思う。

お盆などの超繁忙期は1泊で数万円違うこともあるので、両サイトを検索して、お得な方から予約されることをお勧めします。

IHG