今年はどの街にふるさと納税するか探していたら、兵庫県朝来市で面白い制度を見つけたので共有したい。

朝来市は兵庫県北部の山間にある市で、人口は3万人弱。

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日本のマチュピチュとも呼ばれる竹田城があることで有名で、近くにコウノトリ但馬空港がある。

市はコウノトリ但馬空港の利用を促進するため、地元住民及び、地元にビジネスで訪れる人を対象に、JALの航空券代を補助する制度を設けているが、なんと!ふるさと納税で3万円以上寄付した人も補助の対象になる。

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これはかなり珍しい事例。

ふるさと納税の返礼品は別途もらえるので、返礼品は返礼品として受け取りつつ、運賃の補助も受けられることになる。

運賃の補助額はこちら ↓
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ウルトラ先得でも片道3,300円、往復で6,600円の補助が出る。

年度内に最大4回まで利用出来るので、最低でも13,200円の補助が受けられることになる。
(詳細はこちら⇨https://www.city.asago.hyogo.jp/0000006872.html

3万円の寄付に対する返礼品の一部をご紹介すると、特別栽培されたお米15キロ(5キロ×3袋)。

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高品質のお米なので、普通に買うと結構高いと思う。

こちらは但馬牛のお肉750グラム。

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但馬牛はブランドなので、750グラムでもお店で買えばそこそこ良いお値段がする。

こちらは天然のはちみつ600グラム。

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はちみつは滅多に食べないが、パンにつけると美味しそう。

他にも地酒や果物など、食品を中心とした返礼品が揃っている。

寄付した3万円は自己負担の2,000円を除いて翌年の住民税から控除されるので、返礼品+航空券補助+住民税控除とトリプルでお得。

今のところ、コウノトリ但馬空港には伊丹便しか飛んでいないが、東京や福岡などから行く場合でも伊丹で乗り継げば補助の対象になる。

今年は朝来市にふるさと納税して、日本のマチュピチュを見に行ってみてはいかがでしょうか。