皆さんは毎年ふるさと納税をされているだろうか?

1670

ふるさと納税とは、自分の好きな自治体に寄付をすると、様々な返礼品をもらえるサービス。
寄付額は住民税から差し引かれるので、自己負担は2,000円のみ。

それでいて豪華な返礼品が貰えるので、納税者の多くが利用していると思っていた。

ところがSMBC日興証券の調べでは、実際にふるさと納税をしている人は、納税者のわずか4%しかいないらしい。

3279
出典:SMBC日興證券(https://www.smbcnikko.co.jp/service/mailmagazine/1801/r55/0726/top.pdf

これには驚いた。

ふるさと納税をしない理由は「面倒臭い」からとのこと。

確かに納税関係の書類は複雑怪奇で、素人には訳がわからない。
そのイメージがあるので「納税」という言葉を聞いただけで=面倒臭いと思うのかもしれない。

ただ、ふるさと納税に限って言えば、ややこしい手続きはほとんどない。

以下やり方を順に見ていく。

①寄付の上限額を確認する。
ふるさと納税は自己負担の2,000円以外は住民税から控除されるが、その上限額は年収や家族構成によって変わってくる。

例えば独身もしくは共働き世帯で年収400万なら42,000円。
同じく年収400万の共働き世帯で高校生の子供が一人いたら33,000円という具合。

おそらく、この上限を確認するだけでも面倒臭さを感じる人が多いと思う。

計算がうざいと言う方は、以下の表を参考にザックリと見積もっておけば良い。

3277
出展:ふるさとプレミアム(https://26p.jp/gendogaku/


②ふるさと納税を扱うサイトにアクセスする。
上限額を確認したら、ふるさと納税を仲介するサイトにアクセスする。

(一例)
「ふるり」で始めるふるさと納税
ふるなび
noma-style.com

サイトに入ったら、①で確認した上限額以内で欲しい商品を選んで決済に進む。
(自己負担が2,000円を超過しても良ければ、どの商品を選んでもOK)

その際に、ワンストップ特例を希望するか否かチェックする箇所があるので、確定申告をしない方は「希望する」を選択。

3278

個人事業主など、確定申告をする方は「希望しない」を選ぶ。

ここまで終わったら、あとは返礼品(商品)が届くのを待つだけ。


③申告特例申請書を返送する。
ワンストップ特例を希望した場合、返礼品と一緒に「申告特例申請書」という書類が届く。

3280

名前を聞くだけで面倒臭さそうな感じがするが、マイナンバーを記入して、マイナンバーカードの写し、もしくは通知カードの写しと免許証の写しを返送するだけ。

これを出せば、確定申告をしなくても寄附金控除(つまり納税額が安くなる)が受けられる。

確定申告をされる方は、自治体から寄付の証明書が届くので、それを申告時に添付して、寄付額を記入すればOK。

以上がふるさと納税の手順になる。

この制度で過去にiiyamaのモニターやサーティーワンアイスクリームの商品券を貰った。
(→ふるさと納税1万円でサーティーワンアイスギフト券4,000円

今年は何を貰おうか悩み中。

ふるさと納税されたことが無い方は、今年はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
意外と簡単です。