ANA、JALの株主になると国内線が50%OFFで乗れる株主優待券が送られてくるのはご存知だと思う。

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この優待券は金券ショップやヤフオクでも多数売られているが、最近驚くほどに価格が高騰している。

昨年まではANAで3,500円前後、JALでも4,500円前後で購入できたのに、今年はANAで5,000円前後、JALに至っては7,500円前後にまで跳ね上がっている。

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金券ショップの買い取り価格も昨年比で40%ほど上がっており、仕入れてもすぐ売れる状況にあるらしい。

それだけ飛行機に乗る人が増えたのか、優待券の存在に気づいた人が多いのか。
理由はわからないが、ヤフオクを見ると、ほとんどの優待券に入札が入っている。

いくら国内線が50%OFFになるとは言え、優待券がこんなに高いのもどうか。

ヘタをすると路線によって逆に割高になってしまう可能性もある。

今後JALやANAの優待券を使う予定がある方は、クロス取引を使って自分で株を購入した方が得策かもしれない。

クロス取引とは株を現物と信用の両建てで保持して、株価がどちらに転んでも損失を被らない取引手法。

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詳しくは以下の過去記事にまとめているので参照してほしい。
(→クロス取引でANAの株主優待を手に入れた。投じた費用はわずか685円

先日、このクロス取引で獲得した優待券が送られてきた。

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優待券を手にするのにかかった費用は、ANA、JALとも600円弱(SBI証券の場合)。

いずれも株の売買手数料だけなので、金券ショップやヤフオクで買うよりも断然安い。

もちろん株を購入する手間がかかるが、ヤフオクで出品者に連絡を取ったり、入金したりする手間を考えたら、自分はクロスの方がラク。

何よりもクロスなら入金したのに優待券が送られてこない危険がない。

もし株を買う資金がない場合、自分なら銀行の定期預金を解約する。

銀行の預金金利は、昔と違って雀の涙もいいとこ。
銀行にお金を預けてもほとんど増えない。

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(都市銀行定期預金金利)
それなら、一発やるだけで数千円の価値を生むクロスに廻した方が遥かに効率が良い。

もちろんクロスにもやり方があって、手順を間違えると損をする可能性もあるが、逆に言うと正しくやれば必ずプラスになる。

ANAやJALの優待券が高騰している今こそクロス取引の効果が大きい。

次に優待券が取得できるのは2018年9月。

今から準備すれば十分間に合うので、取り急ぎ証券口座を開設されてみてはいかがでしょうか。