クオータビザ(フィリピン永住権)の取得手続きをエージェントさんに依頼した場合、フィリピン入国後は、やることが殆どない。

最初のうちは健康診断やら銀行口座開設やらで多少の動きはあるものの、手続き後半になると、パスポートを預けて帰るまで自由行動という日が増える。

見知らぬ国で自由行動と言われても、何をして過ごせば良いのか?

これからクオータビザの取得を検討されている方に、自分が過ごした時間を僭越ながらご紹介したい。

①マッサージに行く。
フィリピンはマッサージが安いのは何となくご存知だと思う。

以前頻繁に利用していたインターコンチネンタルマニラのマッサージは、1時間1,800ペソ(約4,000円)と格安だった。

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600ペソ(約1,300円)で30分の延長もできるので、90分でも2,400ペソ(約5,300円)。

高級ホテルでこの価格は、めちゃめちゃ安いと思う。
(インターコンチネンタルマニラは2015年に閉館)

他の高級ホテルも日本と比べたら驚くほど安い。

最近は日本のマッサージチェーンも進出してきており、フィリピン人スタッフに施術してもらうと日本の半値以下で受けられる。(日本人スタッフは日本と同額)

クオータビザ手続き中は時間があったので、普段忙しくて行けないマッサージをゆっくり堪能させてもらった。

良さそうなお店をハシゴして、お気に入りのマッサージ店を見つけるのも面白いと思う。

②お店の視察
現地でどんなものが売れているのか、価格はいくらか、生活レベルはどの程度かを、実際にお店を見ることで把握したく、ほぼ毎日視察に廻った。

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例えばフィリピンでは日本の中古品が人気で、大変失礼ながらゴミと間違えそうなものでも普通に売られている。

しかも結構割高。

それでも商売になるくらい売れると言うのだから驚き。

今後移住するにしても、ビジネスするにしても、この感覚値は重要なので、時間があるときにお店を巡回しておくと良いかもしれない。

但し、大金は持ち歩かず、極力タクシーで移動すること。

③コンドミニアムの見学
マニラは続々と新しいコンドミニアムが建設されており、モデルルームを見学しに行くのも面白い。

中にはモデルルームを見学して営業マンから話を聞くと記念品をもらえるところもある。

自分がクオータビザの手続きで滞在していた時は、グローバルシティ(日本で言う青山とか六本木のような最先端都市)でモデルルームを開設していたので、冷やかしで行ってみた。

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営業マンも親切丁寧で、車のショールームに行った時のようにドリンクも出してくれる。

お金もないくせに、自分がそこに住むことを想像するだけで楽しい。

自分は買わないから・・・と遠慮することはない。
即決できないことは営業マンもわかっている。

ちなみに自分は英語は全く話せない。
(明日のことをイエスタデイと言ってしまうくらいのレベル)

知りうる限りの単語を連発して、あとは気持ちで押し切る。

これで意外と何とかなってしまうので、時間の過ごし方としてオススメ。

あとはホテルのプールで泳いだり、ラウンジでくつろいだりしていると、あっという間に滞在期間が終わる。

あまり遠方まで出歩きたくないと言う方は、近くのカフェで過ごすのも一法。

フィリピン人は気さくなので、同じカフェに3日連続で行けば、店員に何かしら話しかけられる。

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どこに住んでいるんだとか、遊びで来たのかとか、仕事は何をしているんだとか。

英語の練習をするつもりで毎日同じカフェに通って、会話を楽しむのも面白い。

と言うことで、ざっくりながらクオータビザ申請中に自分が過ごした時間は以上になる。

もちろん各々の楽しみ方があるので、一例として参考にしていただけると幸いです。

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