皆さんはJR鶴見線という路線はご存知だろうか?

横浜市の鶴見駅から臨海部の工場エリアを横切って、川崎市の扇町駅まで走る全長10キロ足らずの路線になる。

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※ウィキペディアより引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/鶴見線

聞くところによると、鶴見線は昭和の雰囲気が色濃く残っており、映画のロケで使われることもあるらしい。

古い建物や町並みに興味がある自分としては、是非とも見ておきたい。

ということで、今日は鶴見線に乗ってみることにした。

こちらが鶴見線の鶴見駅。↓

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都会的な京浜東北線ホームとは対照的に、昭和ノスタルジー漂う。

線路まで覆いかぶさった大きな屋根が特徴で、時計や木製ベンチが懐かしさを醸し出す。

しばらく待っていると3両編成の電車が入って来た。

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もっとレトロな車両かと思ったら、さすがに電車は今風のものだった。

ただ、途中駅は昭和臭満点の作りで、ホームが雑草で生い茂っていたり、野良猫がくつろいでいたりと、個性あふれる駅ばかり。

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中にはホームの目の前がすぐ海の駅もあり、少年のように写真を撮りまくってしまった。 

まだこんな路線が首都圏に残されていたとは。

極め付けは鶴見駅の次にある国道駅。

駅の高架下は昭和初期から改修されていないらしく、映画のセットの中に入ったかのような雰囲気。

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よく見たら、看板や屋内に引かれている電線も当時のまま。

例えるなら新横浜にあるラーメン博物館を寂れさせて、そこに駅を入れた感じ。

残念ながら営業しているお店は1店舗のみだったが、旅好きの自分としては垂涎ものだった。

最後に国道駅の改札はこちら。

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もちろん今でも使われている現役の改札。

この駅がビックターミナルの川崎駅から、たった2駅隣ということが信じられない。

お時間あれば一度乗ってみてはいかがでしょうか。
オススメです。