2018年にSFC修行されている方は、PP稼ぎに日々精進されていると思う。

自分は2016年にANA Experience Japan Fareという外国人観光客と海外に永住権を持っている日本人が購入できるお得チケットで修行したので、通常よりも搭乗回数、費用とも少なくて済んだ。
(→2016年 SFC修行結果報告

それでも27回も搭乗したため、後半は時間的にも体力的にもキツかった。

修行で感じた課題は、

①航空券以外に宿泊費や飲食代がそれなりにかかってしまう。
②狭い普通席に乗るため、修行後半は体力的に辛くなる。
③一度に加算されるPPが少ないため、搭乗回数が増える。
 よってスケジュールのやりくりが大変。

と言ったことが挙げられる。
今思えば、もう少し考えて修行すれば良かったなーと。

2018年のSFC修行をこれから始める方、もしくは消化率が半分以下(2.5万PP以下)の方には、エアチャイナのビジネスクラスをお勧めしたい。

エアチャイナはスターアライアンスに加盟しているため、ANAのマイレージクラブに加算OK。

中でもお勧めなのが、東京→北京→シンガポールのルート。

このルートなら上記の課題が一気に解決できる。

その理由を順に見ていく。

①料金が安い。
エアチャイナなら、東京からシンガポールまで往復ビジネスクラスに乗って、料金は98,850円。

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ANAはエコノミーでも7万円前後するので、如何に安いかわかると思う。
しかもこの価格で諸税と油代が含まれている。

北京乗り継ぎのため移動距離が伸びるのも、修行僧にとってはプラスになる。

②ホテルに宿泊する必要がない。
往復とも北京では数時間で乗り継げるので、ホテルに滞在する必要がない。

またシンガポールには早朝に着いて、同日の夜便で北京に戻れる。
そのため現地のホテル代も不要。
(北京⇆シンガポールは往復とも深夜便)

移動は全てビジネスクラスなので、体力的にも問題ない。

③飲食代がほとんどかからない
ビジネスクラスに乗ると、搭乗前にラウンジを利用できる。

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ラウンジにはシャワー設備があり、食事も無料。

今回ご紹介した旅程なら、往路は東京と北京、復路はシンガポールと北京でラウンジを使える。

もちろん機内食も出るので、おそらく食事代はほとんどかからないと思う。
(強いていうなら、シンガポールのランチ代くらい)

④マイル加算率が高い
エコノミーならブッキングクラスによって、積算率が30%〜100%に分類される。

このうちほとんどの人は30%〜50%くらいのチケットを使っていると思う。

積算率が低いと搭乗回数を増やす必要があるため、体力を消耗する上に、飲食代などの経費がかさんでしまう。

しかしビジネスクラスなら125%で積算される。

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今回ご紹介した旅程で積算されるPPは以下の通り。

①東京→北京:1,313(基本マイル)× 1.25(加算率) = 1,641
②北京→シンガポール:2,793 × 1.25 = 3,491
③シンガポール→北京:2,793 × 1.25 = 3,491
④北京→東京:1,313 × 1.25 = 1,641

合計:10,264PP

一撃で1万マイル以上稼げる。
PP単価は9.6円。

エコノミーでもPP単価は精々8前後。
それならビジネスクラスで優雅に修行した方が良い。

エアチャイナのビジネスがお得なのはわかった。
でも大陸系だし、何となく不安、という方もいると思う。

いくら安くても、乗り心地が悪かったり、安全面に問題があるなら意味がない。

この点について過去利用した経験から言うと、乗り心地やサービス面については特段問題ない。

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日系よりも寧ろ良いのではと感じたくらい。

安全面についてはわからないが、2002年以降は大きな事故を起こしていない。

北京⇆シンガポールはB789の新しい機体が飛んでいるので、さほど気にすることは無いように思う。
ビジネスはもちろんフルフラット。

注意点としては、ANAのプラチナになるには、5万PPの半分の2.5万PPをANA運行便で稼ぐ必要があること。

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そのため、修行の全てでエアチャイナを使うことはできないが、逆に言うと、少なくとも2万PP分は使えることになる。

ということで、SFC修行にエアチャイナのビジネスクラスを組み入れてみてはいかがでしょうか。
お勧めです。