一昨日からフィリピンのクオータビザ（永住権）を取ると日本国籍は失われるのか？という質問が相次いだ。

Yahooで「外国籍を取得したら日本国籍を喪失する」というニュースが取り上げられたこともあり、不安になった方が多いようだ。 


（Yahoo!ニュースより引用）

記事を抜粋すると以下の通り。

日本人として生まれても、外国籍を取ると日本国籍を失うとする国籍法の規定は憲法違反だとして、欧州在住の元日本国籍保持者ら8人が国籍回復などを求める訴訟を来月、東京地裁に起こす。 

なるほど、こんな記事が出たら不安になる気持ちもわかる。

結論から言うと、永住権を取得しても日本国籍は失わない。

永住権はあくまでも、その国に永続的に住める権利であって、国籍ではない。
日本の法律では外国籍を取得すると日本国籍を失うと記されているようだが、永住権は全く別物。

事実、自分はフィリピンのクオータビザ（永住権）を取得しても日本国籍のままだし、日本のパスポートを使っている。



住民票も日本にある。

せっかく日本という素晴らしい国に生まれながら、その国籍を失うのは勿体無い。
一方で海外に永続的に住む権利を有して、ビジネスで攻めたい気持ちもある。

クオータビザなら日本国籍を維持したまま、フィリピンにも永住できるという、美味しいところだけを取ったような形が実現できる。

フィリピンは日本から飛行機で4時間弱と近い。

近いと言うのは非常に重要で、何らかの用事で日本に帰る時も当日中に到着できる。
同じクオータビザを取得した方の中には、歯の矯正治療をする日だけ日本に帰ると言う人もいた。

日本まで何十時間もかかるような場所では、こうはいかない。

近年は急速に開発が進み、フィリピンとは思えないような最先端都市も次々に誕生している。



気候も温暖で、且つ治安も良いので日本にいるような感覚で過ごせる。

もちろんエリアによっては治安が悪く、不衛生なところもたくさんある。
ただ、それがフィリピンの全てではないし、そんなところに行っても何もプラスにならないので、行かなければ良いだけ。

美味しいとこ取りのクオータビザを取得して、日本とフィリピンを股にかけてみてはいかがでしょうか。

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