ANAのダイヤモンド、プラチナ、SFC会員は、国際線の搭乗手続き時に空席があれば、無料でプレミアムエコノミーにアップグレードできるサービスがある。

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全てのブッキングクラスでアップグレード可能で、なんと特典航空券も対象になる。

東京からマニラまでは3時間半程度のフライトながら、エコノミーではややキツイ。
できることならアップグレードを狙って快適に移動したいところ。

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多くの路線ではプレミアムエコノミーは事前販売されており、全席売り切っていたら当然に無償アップグレードにまわされる席は無い。

仮に数席の空きがあったとしても、早い者勝ちなので争奪戦は必至。
モタモタしていたらあっという間に取られてしまう。

ところがマニラ線はB789のプレミアムエコノミー搭載機(羽田発着のみ)で運行されるものの、事前販売されないので全席アップグレードにまわされる。
マニラ線のプレエコは全席アップグレード用に開放!

そのため、他路線より競争率は低いと思われる。

とは言え、出発当日に空港でアップグレードを拾えるほど甘くはない。
24時間前から手続きできるオンラインチェックインでほぼ全て埋まってしまう。

競合が多いことを想定して、時報をかけながらオンラインチェックインが始まる瞬間を待った。

まずオンラインチェックインの時間を迎えるまでに、ANAサイトにログインしておいた。

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時報と同時にログインしているようではもう出遅れている。

次に航空券の予約番号など必要な情報を用意して、その時を待つ。

5、4、3、2、1・・・24時間を切った。

それ行けとばかりに猛スピードでオンラインチェックインを行う。

座席指定の画面にアクセスすると、3番目に入れたようだ。

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この速度で入っても、すでに2名に先を越されたことに驚く。

ここでどの席にしようかなーなんて考えていると席を失う。
すぐに座席を指定して確定ボタンを押す。

無事にアップグレードミッションを達成した。

確認のため5分後にアクセスしてみたら、残り6席になっていた。

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プレミアムエコノミーが全席アップグレード用に開放されているマニラ線でさえもこれなので、事前販売されてる路線ならもっと厳しいと思われる。

24時間前の時報と同時にアップグレード。
これが基本です。

今回アップグレードできたのも2016年にSFC修行したおかげ。

プレエコは長距離になるほど体にかかる負担も軽減されるので、海外に良く行くという方はSFC修行にチャレンジして、アップグレードを狙ってみてはいかがでしょうか。

※マニラ線はプレエコがないB788で運行される日もあるので、使用機種にご注意ください。