各種クレジットカードのゴールド以上を持っていると空港ラウンジが無料で使えるのはご存知だと思う。



航空会社のラウンジよりは設備面で劣るものの、出発前の雑踏から一時的に解放されるのでいつも使わせてもらっている。
（ラウンジ訪問記はこちら→空港ラウンジ訪問記）

空港ラウンジの利用条件を見ると、クレジットカードに加えて当日の搭乗券もしくは航空券の呈示が必要と書いてある。



でも空港を利用するのは何も飛行機に乗るときばかりでは無い。

友人や家族を見送りに行ったり、重要な顧客を迎えに行ったりと、自分は飛行機に乗らずとも空港に行く機会はある。

そんな時に空港ラウンジが使えると便利だなーと前々から思っていた。

今日は大事なお客さんを迎えるため成田空港に来た。



到着まで少し時間があるので、ダメもとでラウンジに突撃してみることにした。

まずはこちらのTEIラウンジ。



三井住友カードやライフカード、ダイナースなどと提携している。

入り口で手持ちの三井住友ヒルトンゴールドを呈示して、飛行機には乗らないが迎えまで時間があるので入れてくれないかと申し出てみた。

すると「今日は空いてるので構いませんよ」と快く入室を許してくれた。
内心断られると思っていただけにうれしい対応だった。

さっそく席を確保してペプシをいただく。



うまい。
なぜかいつも以上に美味しく感じる。

無料Wi-Fiも繋がるので、客人が到着するまでの間、仕事を一つ処理する事ができた。

それならばと、調子に乗ってIASSエグゼクティブラウンジにも突撃。



こちらはアメックス、JCB、オリコなどと提携している。

今度はデルタアメックスゴールドを提示して先程と同じように利用を願い出る。

しかしこちらは「アメックスでは利用できません」と。

アメックスではとはどういうことか？

詳細を伺うとセゾンやUC、トヨタカードなどは送迎時でもラウンジが使える規定になっていると。

送迎時でもラウンジ利用OKのカードがある手前、それ以外のカード会員を搭乗券なしで利用OKにすることはできないとのことだった。

恥ずかしながら送迎時でもラウンジの利用を認めているカードがあることを初めて知った。

なるほど。
それなら使えないのも仕方ない。

お騒がせしたことをお詫びして早々に退散した。

ということで今回の突撃結果をまとめると、

・送迎時でも空いていれば空港ラウンジを使える可能性がある。
・但しラウンジと提携しているカードの中に、送迎時でも利用OKのカードがあれば、サービスを峻別するため利用を断られる。
（該当カードホルダーなら利用OK） 

これはあくまでも成田空港での話しなので他の空港ではまた違った対応になると思われる。

飛行機に乗らないからと諦めずに、ダメもとで行ってみると意外と使えたりするかもしれない。

ということで以上、突撃レポートでした。