東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの株主になると、優待としてTDRのパスポートがもらえる。

1年間にもらえるパスポートの枚数は以下の通り。

所有株式数 3月末 9月末  合計 
100株以上 1枚 - 1枚
400株以上 1枚 1枚 2枚
800株以上 2枚 2枚 4枚
1,200株以上 3枚 3枚 6枚
1,600株以上 4枚 4枚 8枚
2,000株以上 5枚 5枚 10枚
2,400株以上 6枚 6枚 12枚

2,400株以上を持てば、1年間で最大で12枚も貰える。

TDRのパスポートは値上げが続き、1デーパスポートは7,400円もする。(2017年6月時点)

1年で12枚貰えるということは、7,400円 × 12枚 = 88,800円相当が入ってくる計算になる。
これはすごい。

ただオリエンタルランドの株は1株7,474円と高い。(2016年6月9日時点)

仮に100株所有するだけでも75万円ほど必要になる。

また株価の値動きも大きく、一日で100円以上値下がりすることもある。

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長期保有ならまだしも、優待狙いで一時的に株主になって100円も下げを喰らったらパスポート代なんて一発で飛んでしまう。

これを避けるにはクロス取引が安心。
クロス取引とは株価の変動リスクを受けずに優待だけ頂く手法。

先日クロス取引を使いANAの株主優待を手にしたので、詳細はそちらを見て欲しい。


若干の手数料はかかるものの、それを上回る価値を得られる。



■1デーパスポートが送られて来た

2017年3月にオリエンタルランド株を100株クロス取引して株主優待の権利を得た。

それを受けて、株主総会招集通知と優待の1デーパスポートが送られて来た。

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さっそく開けてみる。

株主総会の招集案内と議決権行使書が入っていた。

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議決権の行使をネット上で行い、同時にアンケートに回答すると抽選で100名にJCBギフト券3,000円分が当たるとの記載もある。

そして、こちらがお目当ての1デーパスポート。

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有効期限は1年間で、特に交換の必要も無くこのまま入場できるようだ。

今回のクロス取引でかかったコストは1,248円。(SBI証券)

それで7,400円のパスポートを手にしたので、差額6,152円がお得になった計算になる。

でも、よく考えたら自分はディズニーには行かない。

勢いでクロス取引してしまったが、このパスポートはどうしようか。

一人で行くか?