BDOはフィリピン最大の商業銀行で東京にも支店がある。

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この銀行に口座を作ってからほとんど放置状態だったので、久しぶりに記帳に行く事にした。

尋ねたのはSMメガモールの中にあるこちらの支店。

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日本なら記帳はATMでもできるが、フィリピンはそんな気の利いた物は無い。

もしかしたらどこかの支店にはあるのかもしれないが、自分は見た事が無い。

記帳する際はカウンターに申し出る。

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未記帳分が多く印字に時間がかかった。

BDOの預入利子は普通預金で0.25%。
利子には日本と同じ20%の税金がかかる。

日本よりはマシであるものの、そんなに高金利ではない。

とは言え日本より預入利子が高いし、円とペソの両建てで決済できるので口座があると便利だ。

但しいくつか注意点がある。
・ネットバンクはあるものの、残高照会ができる程度で振込や振替はできない。
・最低預入制度があり、残高が一定額を下回ると口座維持手数料を毎月取られる。
・残高がゼロになると口座が凍結される。
・2年間口座に動きがないと凍結される。
 

一定金額というのは口座を開設した支店や人によって違うようで、自分の場合は残高が25,000ペソを下回ると500ペソのペナルティを取られる。

しかも月内に一瞬でも25,000ペソを下回るとペナルティが発生する。
ペナルティで残高が減って行き、ゼロになると凍結が待っている。

一方で大金を預け入れる顧客には金利UPなどの特典が付与される。

例えば100万ペソを半年以上定期で預けると金利は1%を超えてくる。

つまりたくさん預けてくれるお金持ちは優遇して、最低預入額さえも下回る客は手数料を徴収してグッバイということだ。

この辺りの峻別がハッキリしている。
フィリピンではお客様は神様なんて言葉は無い。

日本なら残高がわずかでも無料で口座を維持してくれる。
これは大変ありがたいことだ。

フィリピンで銀行口座の開設をお考えの方はこのあたりを考慮されると良いかもしれない。