これからANAのエコノミークラスで関西空港から上海へ向かう。

本当は午前便のビジネスクラスで向かう予定だったが、手荷物検査で引っかかって乗り遅れてしまった。


特典航空券なので本来はそのまま無効になるところを、ANAの特別なご好意で夕方便に振り替えてくれた。
詳しい経緯は過去記事を見て欲しい。

振替により最悪の事態は免れたものの、関西空港で7時間も時間が空いてしまった。

空港を離れて大阪市内に出ようかと一瞬思うも、それでまた乗り遅れたらシャレにならない。

そのため空港で時間を潰す事にした。


■空港ラウンジでリラックス

乗り遅れの騒動で少し疲れたので、とりあえず空港ラウンジでお茶でも飲みながら落ち着く事にした。

関西空港のラウンジはドリンク以外にお菓子やチョコレートのサービスがある。
[関西空港]空港ラウンジ訪問記

今日はたっぷりと時間があるのでドリンクバーに一番近い席を陣取り、おつまみとコーラをもらう。

1822

食べ物を口に入れると不思議と乗り遅れの腹立たしさや悔しさが静まってくる。

Wi-Fiもあるので仕事の時間が取れたと前向きに受け止めて残務を処理する。
これが思いのほかはかどり、後回しにしていた仕事を終える事ができた。

ここは空港ラウンジなので、各種クレジットカードのゴールド以上と当日の搭乗券があれば誰でも利用できる。


■ANAラウンジでランチを取る

空港ラウンジに長く居座ると他のお客さんにも迷惑がかかるため、早めに出国審査を受けてANAラウンジでランチを取る事にした。

こちらがANAラウンジの入口。

1823

エコノミーでもSFC会員やANAダイヤモンド、プラチナ、スターアライアンスゴールド会員なら利用できる。

ここに来ると2016年にSFC修行をしておいてよかったとつくづく思う。

ビジネスクラスに乗り遅れてエコノミーにダウングレードした上に、ラウンジも使えないのでは泣きっ面に蜂状態だった。

まだ出発まで3時間以上あるため、ラウンジ内はガラガラ。

1824

完全貸し切り状態で窓側の席を陣取る。

さすが国際線ラウンジだけあってフードサービスがたくさんある。

1832

いなり寿司におにぎり、スープに焼きそば、ヨーグルトにチーズまであった。

羽田空港のANAラウンジほどでは無いにせよ、十分ランチ代わりになる。

美味しいカレーと焼きそば、コーラゼロを取って席に戻る。

1825

炭水化物でお腹が満たされた後はコーヒーを飲んでリラックス。

やはり出発前にラウンジが使えると違う。


■上海行きは大混雑

こちらが上海まで搭乗するB767-300。

1826

ビジネスクラスは満席、エコノミーもほとんど空席が無いようだ。

優先搭乗で機内へ入る。

こちらが上海までお世話になるシート。

1827

非常口席のため足下が広い。

定刻より10分遅れで出発。

1828

機内は大変賑やかだ。

水平飛行に入り機内食の提供が始まる。

1829

マーボ茄子に肉団子、サラダとマフィンという組み合わせ。

味は普通。
ただ狭いエコノミーでサラダにドレッシングをかけるだけでも一苦労。
皆さん器用に食事されるなーと思う。

食後はホットコーヒーをもらって映画を楽しんだ。

1830

CAさんは食事の上げ下げから食後のドリンクサービス、免税品の販売まで本当に忙しそう。

免税品が飛ぶように売れていたのが印象的だった。

その後も順調な飛行が続き、雨の上海に到着した。

1831


■有事の際に役立つSFC

今回は自分のミスで午前便のビジネスクラスに乗り遅れたが、ANAのご好意で午後便のエコノミーに振り替えてくれた。

本当ならそれだけでも感謝しなければならないのに、SFCのおかげでラウンジを利用できて、且つ足下が広い非常口席を割り当ててくれるなど、その恩恵を最大限受ける事ができた。

正に有事の際のSFCとも言える。

2016年にSFC修行をしておいて本当によかった。


乗り遅れはもう二度としまいと心に誓うものの、飛行機を利用していると悪天候による欠航や遅延など予想しない事態に見舞われる事がある。

そういう時に上級会員だと傷口が浅く済む。

SFCはたった1回の修行で上級会員が維持できるという世界的にも例のないプログラムなので、飛行機をよく利用されるなら取っておいて損は無いだろう。

2017年に修行するかお悩み中の方、思い立ったが吉日。
すぐに行動に移される事をおススメします。