マイルを貯めて特典航空券を使う際、どうせなら少ないマイル数で最大限お得に旅がしたいと思うもの。

今日は理解しているようで、今ひとつ理解していない特典航空券制度についてANAを例に整理してみたい。

ANAの特典航空券は2015年4月からゾーン制に
ANAの特典航空券は2015年4月からゾーン制を採用している。

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日本発海外行の特典航空券を予約する際、出発地を日本のどこに設定してもマイルの増額がない。

例えば東京→ソウル→東京で発券しても、札幌→東京→ソウル→東京→石垣でも使用するマイル数は同じになる。

目的地以外で1回だけストップオーバーが可能
日本発海外行きの場合、旅程に提携航空会社を組み入れると、目的地以外で1回だけストップオーバーが可能になる。

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例えば東京→ソウル→東京→福岡の旅程で、東京→ソウルでアシアナを利用すると、東京でストップオーバーできる。

355日前から予約可能

国内線のみの特典航空券を予約する際は、搭乗日の2ヶ月前からとなる。

しかし国際線に連結する形で国内線を予約すると355日前から予約できる。

競争が少ないため、東京→沖縄などの人気路線も確保しやすい。

これらの特徴を踏まえて、例えば2016年の夏休みに石垣島へバカンスに行くとする。

石垣島へ行く355日以内に特典航空券で海外に行く予定があれば、一緒に石垣島までの航空券を抑えてしまうのが良い。

例えば、
① 2016/2/22 東京→ソウル
② 2016/2/25 ソウル→東京
--- ①②に加えて③も一緒に予約する ---
③ 2016/8/10 東京→石垣島
ANAの特典航空券はゾーン制のため、①②の旅程に③を加えても必要マイル数は変わらない。

復路の目的地を石垣島にするものの、1回のみ利用できるストップオーバー制度を使うため、東京到着後はそのまま帰宅。

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半年後に旅を再開するようなイメージになる。

この制度を使えば、片道にはなるが繁忙期に特典航空券を慌てて取る必要も無い。

機会があれば利用してみてはいかがだろうか。

海外に行く予定がない方、家族でまとまってお出かけを予定されている方には使えない情報になるが、参考として掲載することをご容赦願いたい。

特典航空券の使い道を理解するほどマイルが貯まらないという方は以下をご覧頂きたい。

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