2015年はJALのサファイアに到達し、JGCに入会する事を目標に有償で搭乗する便は極力JALに集中させて来た。

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仕事以外では自分なりに修行ルートを選定し、FOPを稼いでいる。

暦年内5万FOP達成にはあと少し残っているが、ここで修行に使用した航路を紹介したい。

その前にFOPの仕組みを簡単に振り返る。
■FOPとは
①FOPはマイルと異なり搭乗することにより貯まるポイント。
②暦年内(1/1〜12/31)に5万FOPに到達するとサファイアとなりJGC入会資格が得られる。
③サファイアに到達するとJALラウンジや優先搭乗などの恩恵が受けられる。
④サファイアに到達しJGCに入会すると、翌年以降5万FOPに到達しなくても、サファイアと同等クラスの特典を享受できる。

例えばYクラスで出発する際でも、サクララウンジに入室できたり、優先搭乗、手荷物の優先受取などが可能となる。

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頻繁に飛行機を利用する人に取っては欲しい特典であり、修行してでもサファイアに到達してJGCに入会したいと考えてしまう。

次にFOPが積算される仕組みを整理する。
FOP積算の仕組み(2015年時点)
①国内線は2倍、アジア路線は1.5倍、その他は1.0倍積算される。
②ビジネスクラスは125%、格安エコノミーは50%など、購入航空券によって積算率が変わる。
③国際線に連結する国内線は格安エコノミーでも積算率100%となる。

例えばOKA→TYO→SINをダイナミックセーバータイプFで発券すると、
OKA→TYOは国際線に連結する日本国内区間のため積算率100%、FOPは2,368。
TYO→SINはダイナミックセーバーFのため積算率50%、FOPは2,884となる。

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東京⇔シンガポールは競合他社も多数飛ばしているため、料金が比較的安い。
格安チケットでもそこそこのFOPが稼げるため、修行の定番路線として定着している。

但し、デメリットもある。
①日本国内でストップオーバーできない。(出発から帰国まで一気に消化する必要がある)
②現地滞在が最低2日必要。(宿泊無しでも予約できるが航空券が高騰する)
③現地滞在が必要なため、宿泊費や飲食代などの経費が別途かかる。
④修行にまとまった日数必要なため、週末しか休めないサラリーマンには参加しにくい。

修行に必要な費用を算出する際、現地滞在費を考慮しなければならない。
これが思いのほか費用がかさむ部分であり、航空券代だけを考えていると修行途中で予算オーバーとなる。

また修行に海外を絡めると、週末しか休めないサラリーマンには参加しにくくなる。

これらを考慮して私が設定した修行条件は、
①.細切れで修行できること。
②.国内線はFOP2倍と効率が良いため、国内線+国際線で発券して国内線のFOPを100%積算させること。
③.現地滞在費(宿泊費や飲食費)を極力かけないこと。
④.深夜便や長距離便など、体に負担がかかる路線を避けること。
⑤.①〜④の条件をクリアした上で、価格が安いこと。

わがままな5つの条件を満たす路線を様々模索した結果、行き着いたのが、

PUS(釜山)⇔ISG(石垣)

であった。

韓国発日本国内行きであれば、日本国内でストップオーバーが可能となる。

例えば、
①PUS→NRT(FOP:864)
ーーーーここでストップオーバー(修行を一回休憩)
②HND→ISG(FOP:2,848)
③ISG→HND(FOP:2,848) ②③は日帰りして宿泊費を生じさせない。
ーーーーここでストップオーバー(修行を一回休憩)
④NRT→PUS(FOP:864)
合計:7,424FOP 

となる。
例えば上記航路の場合、約53,400円(2015年11月レート)、FOP単価は7.2円で発券できる。

釜山到着後は上記のルートで再度チケットを発券しておくと、折り返し便で東京に戻れる。
つまりは釜山に日帰り修行となる訳だ。そのため宿泊費がかからない。

日本国内でストップオーバーできると、①は今週の日曜日、②③は翌週の週末、④は翌々週の週末という具合に細切れにできるため、サラリーマンでも修行しやすくなる。

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さらに韓国発日本国内行きなら、行き先をどこに設定しても追加料金が発生しない。
そのため、できるだけ長距離を選んだ方がFOP効率が良くなるという訳だ。

もちろん人によってこだわる部分が異なるため、上記の修行方法は一例に過ぎない。
参考としてご参照頂ければ幸いである。

ちなみにどのようなルートで修行するにせよ、JALカードは必須アイテムとなる。
サファイアに到達してJGCに入会するにはJALカードへの入会が必須となるからだ。

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最悪なのは修行した後にJALカードの審査に落ちること。
これだけは絶対に避けなければならない。

その為にも修行前にJALカード、それもJGCに無審査で切り替えられるCLUB-A以上に入会しておくことをおすすめする。

入会はハピタスを経由することを忘れずに。

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ハピタスを経由すると通常の入会特典とは別にハピタスポイントが還元され、現金にもマイルにも交換できる。
(詳細はこちらを参照→JAL CLUB-Aカード申込

2016年もJALカードに入会して初回搭乗すると5000FOPが付与されるキャンペーンの継続が発表された。
飛行機に乗らずしてFOPが稼げる貴重なチャンスでもある。

修行を計画していながらまだJALカードに入会していない方は、早めの入会をお勧めしたい。

ハピタス