これから青森から大阪・伊丹へ移動する。
ラウンジを後にして搭乗口に移動したのは搭乗開始時刻の10分前。

搭乗口前のシートにはほとんど人が座っていない。

そんな中で優先搭乗の案内が開始された。
しかし該当者は誰もおらず、早々に一般客の搭乗が開始される。

375

青森⇔伊丹線はプロペラ機。
機体が小さい為なのか陸路を歩いて搭乗した。

搭乗時はプロペラが停止しており、小さいタラップから乗る様は、さながらプライベートジェットに乗る感覚。

376

搭乗率は20%程度だろうか。空席が目立っていた。

ほぼ定刻にドアが閉まり、ここで初めてエンジンが始動する。
プロペラが勢い良く回転を始め、「ブーン」というプロペラ機特有の音が響き渡る。

こちらが大阪までお世話になるシート。

860

ジェット機よりもやや狭いような印象を受ける。

離陸後まもなくドリンクサービスが開始された。
CAさんは2名だったが、通常の大型機と遜色無い、非常に丁寧なサービスをされていた。

機長から長野県松本市上空を通過中とのアナウンスがあった直後に大きな揺れがあった。

素人的に小さい飛行機=風に弱いという印象があり、少し不安を感じるも、すかさずCAさんから運行にはまったく支障ございませんというフォローのアナウンスが入った。

乗客が不安を感じそうな場面を察知して、素早いアナウンスを入れるあたりが日本の航空会社らしいところでもある。

伊丹には定刻よりも少し早く到着。

ジェット機の場合は駐機場に停止して、シートベルトサインが消えると席を立てるが、プロペラ機の場合は、エンジン停止後に惰性で回転しているプロペラが完全に停止するまで席を立てない。

ようやく降機許可が出ると、搭乗時と同じように小さいタラップから陸路を歩いてターミナルに入るという形だった。

なかなか快適な旅ができた。