フィリピンのクオータビザ(永住権)を取得すると、年に一度アニュアルレポートを提出する必要がある。

アニュアルレポートとは永住権の年次報告書のようなもので、イミグレーションに必ず本人が出頭しなければならない。

提出期間は毎年1月から2月の間。
その際、更新料として310ペソを納める必要がある。

2015年は何かと忙しく、提出期間内にイミグレーションに行けなかった。
提出期限を3ヶ月オーバーした2015年5月にようやく時間が取れたので、提出に向かう事にした。

円滑に事を終わらせるため、クオータビザをアテンドしてくれた業者さんに同行を依頼。
約束の時間にホテルまで迎えに来てくれた。

マカティ中心部から車で1時間くらい走り、イミグレーションに到着。

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イミグレーション内はアニュアルレポートの提出時期を過ぎたのに、相変わらず人でごった返している。

入口でセキュリティチェックを受け、2階にある担当官の部屋に向かう。

ここで長時間待たされる事を覚悟していたが、意外や意外、すぐに呼ばれた。

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担当官から簡単な質問を受け、更新料の請求書を受け取る。
実は2015年1月にフィリピンに滞在していたのだが、なぜその時に更新に来なかったのかと聞かれる。

ビジネスで忙しくて、、、と答えると、そうかと。

提出期限を過ぎたので、ペナルティが上乗せされるとのことで、受け取った請求書は、何と2,170ペソ。

思っていたより高い。
まぁでも更新に遅れた自分が悪いので素直に請求書を受け取り部屋を後にした。

次に請求書を持って1Fの会計に行き、支払いを済ませる。

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トータル30分程度で完了となった。

今回は延滞のペナルティが課せられたとは言え、日本円にして6000円程度。

クオータビザは維持費が非常に安いのもメリットと言える。

皆さんも取得を検討されてみてはいかがだろうか。