久々にフィリピンの永住権の話。

フィリピンで最も自由度の高いクオータビザを取得するには現地の銀行に口座を開設する必要がある。 

クオータビザ取得には「現地の銀行口座に5万USドルを保持していること」という条件が付されているためだ。
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フィリピンに限らず、永住権取得には現地の銀行に一定額以上の預金を求められる事が多い。
またその預金の引き出しには制限があり、生活費など日常使用する資金には充当できないこともある。
 
一方フィリピンの場合は5万USドルを保持しているという証明さえ取ってしまえば、引き出しは自由。

勘の良い方ならすでにお気づきだと思うが、5万USドルは人から借りたお金でも良い。
現地で開設した自分の口座に5万USドルを入れ、証明を取った後に返すというやり方もできる。
(但し現地の口座へは日本の自分の口座から入金する必要がある)

これは非常に大きな利点であると思われる。

ただ、、このようなうまい話にも陰りが見え始めた。
それは現地の銀行から口座開設を拒否される事例が出始めたことである。


これまで日本人は信用度が非常に高いため、正しい手続きさえ取っていれば、ほぼ開設が認められた。
しかし今年に入り、拒否されるケースが出始めたらしい。

これは大変気になる動きである。
現地の銀行に口座が開設できなければ、永住権も取得できない。

フィリピンの永住権にご興味がある方は急いだ方が良いかもしれない。