1回目の訪比スケジュールを終え、帰国日を迎えた。

何かと不安が先に立つ性格なので、出国時に不良職員に難癖をつけられチップを要求されるのではないか、怪しげな輩に声をかけられ金品を盗まれるのではないかなど、マイナス面ばかり考え始める。

そんな事を考えていると業者さんがコンドまで迎えに来てくれる時間となった。

業者さんは今日も約束の時間通り。非常に気持ちが良い。予め伝えてあった航空機の時間に合わせて空港まで送迎してくれる。

マカティ市を出るとバラック小屋が立ち並び、不衛生な住環境が垣間見える街並を疾走し、40分程で空港に到着。
ここで業者さんとお別れ。数日間行動を共にしただけなのに別れが寂しい。

いよいよ空港内に入る。まず入口で空港職員が利用者一人一人に声をかけている。
英語なので何を言っているかわからないが、雰囲気で利用航空会社を聞いていると察した。

「チャイナエア」、、そう答えると、行って良しの合図。
なぜか胸にチャイナエアと書かれたシールを貼られる。

次に荷物のX線検査。ここで荷物に難癖をつけチップを要求してくるかと構えたが何もなし。
そのままチャイナエアラインカウンターでチェックインを済ませた。

次に出国審査。その手前のゲートで空港利用税の550ペソを支払う。
ここでも何かイチャモンをつけてくるかと構えたが、何も無くスルー。

そのまま流れるように出国審査へ。
審査官は非常に気怠い感じで処理しているが、ここも特に難癖をつけられること無くスルー。
ここまで心配していた事は何も起こらずホッとしながら最後の手荷物検査場に。

ここで列に並んで待っていると空港職員が私の方を向かって叫んでいる。なぜ?、、次回に続く。


画像は空港利用税550ペソの領収書

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