無事に入国できてホッとしたのもつかの間、業者との待ち合わせ場所が見つからない。

空港内のDutyFree前でとの事であったが、あるのは両替所ばかり。

どこにあるんじゃい!と思いながら空港内をウロウロ。

あまりウロウロしていると、変な輩に声をかけられて金を取られるのではないかと
また不安が頭をよぎる。

空港職員に尋ねたいところだが、英語ができないし、聞いて謝礼を求められるのも嫌だ。

空港の外に出ると道路があり黄色いタクシーが並んでいる。
DutyFreeは空港内と聞いていたのでこれを越えてはいけないのか。

しかし入国してすでに30分以上が経過している。これ以上探したくない。

致し方なく、近くに立っていた空港職員らしき人に聞いた。

繰り返すが英語は全くできないので「Duty Free?」を連発。

そうすると指で方向を指し、英語で何やら言っている。
どうやら黄色いタクシーが並んでいる道路を超えて、その先にある通路を降りて行くとあるらしい。

特にチップを要求されることもなく「サンキュー」と礼を言い、教えてもらった方向に進んだ。

通路を降りて行くと、、あった、Duty Freeが。
先程の黄色いタクシーが待機していた道路はまだ空港内の扱いになるようだ。

業者ももう少し丁寧に案内してくれれば良いのにと思いながらも、下調べしなかった自分を反省した。

日本では英語の勉強をしても、周りが日本語なので本当に困った時は当然日本語を使う。
しかし今回のように海外(英語圏)では困った時に英語で聞くしかない。

こうやって英語は身に付いていくんだろうなぁと、先程までの不安をよそに迎えの車に乗り込んだ。